【銘柄診断】遠藤照明はLEDの成長で業績躍進、株価の基本的な強さは不変
2012年4月3日 11:33
遠藤照明 <6932> (大2)が強調そのものの展開を続けている。4月2日に1685円の高値まで買い進まれたが、これは実に1994年以来の水準。
発光ダイオード(LED)の積極的な展開による今後の成長期待を織り込む、中期上昇波動を歩んでいることがうかがえる。東京、大阪など6大都市に設置したLED照明器具専門のショールームを中心に展示会を開催、業務用LED照明器具分野のトップメーカーとしてのブランドが定着しつつある。
特に大手設計事務所、スーパーゼネコン、サブコン等に評価され、百貨店やオフィス等の大型施設向けの販売が順調に推移している。そのため、今2012年3月期の営業利益は35億円と前期比52%増益が見込まれている。
2010年3月期の営業利益1億5400万円から見ればまさに様変わりの好転ぶりで、来2013年3月期は50億円程度へのさらなる躍進が想定されている。大証金では逆日歩が発生するなど需給の妙味も加わっている。当面は基本的な強さは変わらないだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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