【銘柄診断】夢の街創造委員会はデリバリーの競争が激化、もみ合いを継続へ
2012年4月3日 11:32
夢の街創造委員会 <2484> (JQS)は3月2日に3万7350円の震災後の安値を示現するなど低迷相場が続いている同社はデリバリー総合サイト「出前館」を運営している。
会員、加盟店の増加によりオーダー数が増加、順調に売上げを伸ばしたが、業務拡大に伴う人件費の増加が利益を圧迫、今2012年8月期の第1四半期は営業利益4800万円と前年同期比横ばいにとどまった。
今後ともオーダー数の拡大を図ることで、今8月期通期では営業利益3億円と前期比22%の増益を見込んでいる。
ただ、業界内の競争が激化している状況に照らすと、成長スピード鈍化の懸念はぬぐい切れず、それが株価の人気が盛り上がらない状況を作り出している。
そうした点を踏まえネットスーパー事業を収益の柱として確立するほか、中国事業の展開と黒字化に力を注ぐ方針だ。こうした分野の収益化が見えるまではもみ合い継続となりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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