富士重、新型軽商用車「スバル サンバー」を発売 ダイハツからOEM供給

2012年4月2日 14:18

 富士重工業は2日、軽商用車サンバーシリーズをフルモデルチェンジし、本日より発売すると発表した。

 新型サンバーは、トラック、バンともに「広い荷室・荷台」、「快適キャビン」、「進化した走りと燃費」を備えた、商用車としての商品性を追求した仕事のプロのためのモデルとなっている。なお、新型サンバーは、ダイハツ工業よりアライアンスの成果としてOEM供給を受ける。

 トラックは、軽キャブトラッククラストップレベルの鳥居荷台長と張り出しが少ない荷台スペースにより、空間効率と使い勝手を徹底的に追求した。運転席まわりには、仕事道具であるA4ファイルや各種情報機器類の出し入れがしやすい収納スペースを多数設置。また、従来型比マイナス0.2mの最小回転半径3.7mを実現した。価格は61万9,400円から。

 一方、バンは、軽キャブバンクラストップレベルの荷室スペースに加え、荷室フロア地上高を低くするなど空間効率と使い勝手を徹底的に追求した。荷室フロア地上高を下げるとともに、大きく開くリヤゲート、後席スライドドアを採用し、積載時の作業性を向上した。多彩な収納スペースも多数設置。インパネセンターシフトの採用やコンパクトなインパネのレイアウトによって、室内空間にゆとりを持たせた。価格は91万円から。

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