【銘柄診断】1stホールディングスは月次売上げが急増、来期も増益が有力

2012年3月30日 11:20

  1stホールディングス <3644> (JQS)が底値圏からの浮上態勢に入りつつある。証券会社の投資判断引き下げで1月に予想外の大幅な下げを余儀なくされたが、それを克服して戻りを指向し始めている。

  帳票の電子管理システムや販売データ分析「基盤ソフト」の販売好調で、前2月期の第3四半期累計の決算は営業利益35億5400万円と前年同期比23%増を確保した。

  前2月期通期でも営業利益41億4600万円と前々期費28%増の好調をキープした見通し。月次売上げの推移では主力のソフト販売が昨年11月に前年同月比0.4%減の水面下に沈んだが、12月が28.4%増、今年1月が61.5%増と急激に盛り返してきている。

  中小企業のIT投資が回復の兆し強めてきたことを示しており、来2013年2月期の連続増益を示唆する根拠になりそう。PERは7倍台とかなり割安な水準に放置されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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