【銘柄診断】ココカラファインは積極的な経営姿勢に成長評価への期待が高まる
2012年3月29日 13:21
ココカラファイン <3098> は29日、64円高の2580円まで上げて反発している。株価は年初の1月16日の1925円を底値に一貫した上昇波動を描いている。
中国に全額出資の現地法人を設立し、5月にも上海市内に1号店を出す。日本のドラッグストア業界で初めて100%出資の中国現地法人となるだけに、今後の中国事業の収益寄与に期待が膨らんでいる。
国内的にも4月に傘下のドラッグストア運営会社5社を統合すると発表、統合により仕入れを一本化し、調達コストを下げるほか、販促など経営の意思決定を迅速にするのがねらいで、ここへきてのアグレッシブな経営姿勢が見直し人気を呼び込んでいる。
スズラン薬局の買収、アライドハーツ・ホールディングスとの合併などで今2012年3月期は営業利益80億円と前期比25%増益を見込んでいる。
営業利益は2010年3月期の33億9400万円から2011年3月期63億7500万円、そして今期80億円と急成長が続いており、今回の中国市場展開などで、そうした成長路線を来013年3月期も継続との見方が株価を押し上げているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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