【銘柄診断】パーク24は反落も6期ぶりの最高純益更新に買い直し余地
2012年3月28日 18:13
パーク24 <4666> は28日、18円安の1066円まで下げてたが終値は変わらずの1084円となった。今年3月26日につけた昨年来高値1088円を前に利益確定売りが交錯したものだが、同社の今10月期の純利益が、6期ぶりの過去最高更新と予想していることから、下値は割安株買い余地がありそうだ。
毎月月央に開示の月次速報で、時間貸し駐車場のタイムズ駐車場の月次新規開発件数が増加、売り上げも連続して前年同月を上回っていることも、フォローの材料となる可能性がある。
同社の今期業績は続伸、純利益は、90億円(前期比37%増)と2006年10月期の過去最高(71億7600万円)の更新が予想されている。駐車場事業で量的拡大と収益性重視の新規開発を進め、タイムズ駐車場の運営台数が増加、月極駐車場・管理受託駐車場を含めた総運営台数が連続プラスとなっていることが要因で、新規事業のカーシェアリング事業の営業損失が、小幅化していることも寄与している。
今年2月開示の今期第1四半期(1Q)業績は、2ケタ増益と続伸して期初予想の第2四半期累計業績に対して高利益進捗しており、続いて3月に開示した2月度の月次新規開発案件も続伸、月次売上高も、うるう年効果もあり前年同月比11.7%増と大きく続伸した。
株価は、1Q好決算に3月月次売上高の続伸が加わり、1000円台を回復、昨年来高値を更新したが、PERは17倍台と割安である。逆張り余地を示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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