【銘柄フラッシュ】シャープは大引けにストップ高のまま売買成立
2012年3月28日 17:30
シャープ <6753> は台湾の「鴻海精密工業」の出資受け入れなどを好感しストップ高買い気配を続け、大引けにストップ高のまま売買成立。同社と鴻海精密は、液晶テレビの製造委託、シャープ製部品の供給などの取引を行なってきたが、EMS(電子部品の受託製造サービス)の世界最大手の鴻海精密向けに第三者割当増資などで資本提携、約10%の株式を保有、筆頭株主となる鴻海精密のコスト競争力を組み合わせ、液晶パネルから液晶テレビまでの一貫生産メーカー化に向け、戦略パートナーとして事業拡大、企業価値の向上を図ることを目的にしている。第三者割当増資は、鴻海グループ4社向けに1億2164万9000株を発行価額550円で払込期間を今年5月31日から来年3月26日までとして発行し、669億円の資金を調達、さらにシャープの連結子会社・シャープディスプレイプロダクトの株式1320万株(議決権比率46.48%)を鴻海精密の郭台銘董事長に660億円で譲渡する。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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