G-DRAGON、イ・ホンギ、SE7EN・・・K-POP男性アイドルのトレンドは?
2012年3月27日 17:02
世界に広がるK-POPブームの中、彼らの韓国内での活動も更に活発になっている。
その中でも特に目を引くのは男性グループの多彩なファッションとアクセサリーで、そのスタイリングは連日話題となっている。
そこで今回は、彼らのファッションについて分析してみよう。
■盗みたくなる彼らのファッションセンス
最近ではBIGBANG(ビッグバン)が、カムバックとともに破格のコンセプトで再び注目を浴びている。各メンバーが個性あふれるヘアスタイルとファッションを披露したが、その中でも自他ともに認めるファッショニスタであるG-DRAGON(ジードラゴン)は断然引き立っていた。“ファッション王”と呼ばれるG-DRAGONは、アルバムジャケット写真で、誰も試みなかったロングヘアと刈り上げをミックスしたアンバランスなヘアスタイル、レトロなミリタリージャケット、メタル素材のアクセサリー、濃いアイメイクで強烈さを演出し、ユニークなファッションセンスを披露した。
また、タイトル曲『ひどく』で活動中のFTISLAND(エフティー・アイランド)イ・ホンギは、別名“イ・ホンギヘア”と呼ばれる非対称ツーブロックカットに、同じブラックだが素材を変えたブラックファッションでファッショニスタらしい姿を披露した。ここに、派手なアクセサリーを加え、洗練美と男性美を同時に演出していた。
パク・チニョンとタッグを組み、1年ぶりにカムバックしたSE7EN(セブン)は、同じツーブロックカットだが、落ち着いた雰囲気のダンディースタイルを演出した。シンプルな色とデザインの衣装にスタッズ装飾が加味されたミリタリージャケットやライダージャケット、ここにシンプルなアクセサリーをつけ、男らしいおしゃれな男性像を演出した。
■スタイリング、キーアイテムを活用
彼らのファッションの共通点は、アクセサリーを積極的に活用しているという点だ。存在感のある服を着用する場合は、シンプルなアクセサリーをつけ、シンプルな服を着用する場合は、派手なアクセサリーでアクセントをつけるというスタイリング法だ。
G-DRAGONは「アクセサリーをつけないと、何となくさびしい」と話す程アクセサリーに対する関心が格別だ。今回のタイトル曲『BLUE』のステージでは、ホワイトのTシャツにレッドのスキニーパンツ、スリーボタンのブラックジャケットとシンプルなコーディネートだが、ここに数個のリングとメタルブレスレット、ネックレスをつけてインパクトを与え、スタイリングを完成させていた。このように彼ならではの音楽に合わせたファッションセンスを披露し観客を魅了した。
女性だけのものだと考えられてきたネイルアートにまで手を出したイ・ホンギ。そんな彼にとってジュエリーははずすことのできない必須アイテムだ。オールブラックスタイルにネイルアートとリング、最後にシンプルなブレスレットで仕上げ、ブラックファッションのシックさを際立たせていた。
SE7ENはコンセプト上、節制された男性美を見せなければならないとき、地味に見えがちなジャケットやTシャツにシンプルなデザインのアクセサリーやワンポイントを与えることができるリングを活用し、基本に忠実ながらも見せるべきイメージをより一層強調していた。
リングというものは、結婚リングまたは女性のものと考えている男性たちにとって多少負担に感じられるだろう。しかし、個性が重要視されるようになった最近、ファッションをグレードアップさせるには、リングやネックレスなどいくつかのアクセサリーでポイントをつけるのも一つの方法ではないだろうか。
ブランドMUCHAのキム・ジョンジュ代表は「ジュエリーの派手なスタイリングは、見る人に不快感を与えてしまうこともある。しかし、TPOに合わせてセンスある選択をすればとてもおしゃれな感じになる。アクセサリーが初めての男性は、シンプルなリングやペンダントのようなものからはじめてみては如何だろうか」とアドバイスした。(翻訳:宮本りさ)