【銘柄診断】ヤマトインターナショナル減額契機に急落、投資指標は割安水準に
2012年3月27日 15:02
ヤマトインターナショナル <8127> (大1)は今2012年8月期の減額修正を契機に下離れの展開となっている。3月22日に今2012年8月期の営業利益見通しが20億円から14億円(前期13億2300万円)に引き下げられたことで見切売りがかさんでいる。
3月22日には416円の高値に買い進まれていただけに、サプライズのある減額となった。天候不順の影響により、秋冬物衣料及び春物衣料販売の立ち上がりが遅れたため定価販売が減少し、割引販売の増加を余儀なくされたことが響いたもの。ただ1月13日の今8月期第1四半期の決算発表の際には従来見通しが据え置かれており、短期間の業績悪化となったようだ。
今回の上げには高利回り狙いの買いが含まれていた可能性が強く、配当落ち後の展開が注目される。減額されてもPERは11倍台だし、PBRも0.4倍と超割安。目先筋の売り一巡後は引き戻し相場が見られそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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