【銘柄診断】テンポバスターズはリサイクル品の需要増の流れを前向きに評価

2012年3月27日 13:01

  テンポバスターズ <2751> (JQS)は1月16日に16万6800円と2006年来の水準にまで買い進まれ、現在はその調整局面。同社は中小飲食店向け中古厨房機器の販売が主力事業。

  景況感の悪化は同社にとってはビジネスチャンスとなることで、景気低迷という追い風が見直されたもの。実際に今2012年4月期の第3四半期累計決算は営業利益が8億1400万円と前年同期比39%増を確保した。

  今4月期通期についても営業利益10億円と前期比26%増益を見込んでいる。飲食店向け機器では、新規開業時のイニシャルコスト軽減のためにリサイクル品を活用するケースが増えており、環境はいい状態にある。ただ、営業利益を4半期ベースで捕らえると、スタートの第1四半期の2億9600万円がピークで足元第3四半期は2億2900万円へ減少している。

  株価は今4月期の好業績評価は一巡し、来2013年4月期の業績について期待感を持ちながら値固めを進めている状況だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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