【狙い場・買い場】「釣りシーズン」でティムコに出番接近、業績回復、好利回り
2012年3月27日 12:43
「釣りシーズン」でティムコ <7501> （ＪＱＳ）は、６００円を手前に５８０～５９０円で堅調な展開。２０１１年秋から続いていた５５０～５６０円のモミ合いから、今年２月に水準を一段上に切り上げての値固め。
フィシング用品などアウトドア用品の販売大手。社名のＴＥＭＣＯは、「ＴｏｋｙｏＩｍｐｏｒｔ＆ＭａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇＣｏｍｐａｎｙ」の略称で、東京をスタートポイントとして、貿易・製造を問わず様々な手段によって未来に向けたビジネスを実現する思いが込められている。前１１月期は東日本震災の影響を受けた。
「フィシング事業」は、一部の釣竿は堅調だったものの、震災の影響や原発の風評被害により東日本地区での一時的な海釣りを中心とした自粛ムードが響いた。一方、「アウトドア事業」は引き続き軽登山用品が好調。女性物衣料や帽子、小物類などのアクセサリーが牽引。
今１１月期は、売上４．６％増の２８億２４００万円、営業利益４４００万円（前期１７００万円）、１株利益３．５円の見通し。
ＰＥＲは割高ながら、１株純資産が２４１９円と優秀で年１７．５円配当は継続の予定。利回りは約３％と好い。例年、初夏から秋に動く習性があり、今年もアウトドアシーズンで６００円台が見込めそうだ。大台手前は仕込み場だろう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）
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