タカラトミー、「人生ゲーム」の第50作目を発売 テーマは「グローバル」
2012年3月27日 11:41
タカラトミーは26日、盤ゲーム「人生ゲーム」シリーズの第50作目にあたる「人生ゲームGO!GO!」(希望小売価格3,990円/税込)を、3月29日から、全国有名百貨店、玩具専門店、量販店等にて発売すると発表した。
「人生ゲーム」は、ルーレットを回してマス目を進み、就職や結婚など人生の様々なイベントを経て億万長者を目指す盤ゲーム。「人生山あり谷あり~」のコピーで始まるテレビコマーシャルと共に、高度経済成長期の1968年9月に発売され、今回発売する「人生ゲームGO!GO!」でシリーズ50作目を迎える。初代「人生ゲーム」は、1960年にアメリカで発売された『THE GAME OF LIFE』をほぼそのまま翻訳したものだったが、その後、日本オリジナルの盤面にするなどリニューアルを重ね、時代の世相やトレンドを反映させながら、常に話題性のあるゲームとして展開し、現在までに累計約1,300万個を販売するロングセラー商品となっている。
最新作の「人生ゲームGO!GO!」は、「グローバル」をテーマに、日本と海外の文化の違いに触れながら世界中を飛びまわり、世界で活躍する人生を疑似体験できる内容となっている。ゲーム上でも日本文化の良さを再認識し、海外にも視野を広げた異文化要素たっぷりのマス目やゲームシステムを盛り込んだ。
例えば、ゲームスタート地点が「空港」となっており、海外への出発をイメージしている。職業は、メジャーリーガー、SUSHI職人、CEO、宇宙飛行士など多彩な職種がラインナップし、「日本から持ってきたビニール傘が結構ウケた」、「SUSHIBAR でイチゴロールを発見」、「レアなアニメTシャツを日本から輸入」など海外から見た日本文化を表すマス目や、「全く新しいソーシャルネットワークの開設に成功!」、「大聖堂の建造に協力」などグローバルなマス目が並んでいる。
また、ゲームへの参加性をより意識し、ルーレットの運だけで決まらない新ルールとして、自動車コマ型「チョロQ」のコントロール次第で人生を左右する「GO!GO!チョロQチャレンジボード」を採用。結婚・職業などの選択を決めるチャレンジマスに止まったら、チャレンジボードに「チョロQ」を走らせて止まった箇所の指示に従う。人生の大事な節目で、吉と出るか凶と出るか…プレイヤーの腕次第。その他、「競馬」、「カジノ」、「Lottery(宝くじ)」、「ビリヤード」などの“ギャンブル”マスでも大きく勝敗を左右し、どのプレイヤーも一発逆転の可能性があり、手に汗握る展開が繰り広げられる。