東京スカイツリータウン内の商業施設「東京ソラマチ」、都内最大級の312店舗

2012年3月27日 11:13

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)は26日、5月22日にグランドオープンを予定している東京スカイツリータウン内の商業施設「東京ソラマチ」について、その出店ラインアップが決定したと発表した。

 東京スカイツリーの足元に誕生する「東京ソラマチ」は、「新・下町流」をコンセプトとして新しい下町を世界に発信していく商業施設で、ファッションや雑貨、グロッサリー、スイーツ、レストランなど専門店を中心とした都内最大級の全312店舗で構成する。新業態や都内初、商業施設(SC)初出店もあり、ここでしか買えない東京ソラマチ限定商品を取り揃える店舗も出店するなど、オリジナリティあふれるバラエティ豊かな店舗構成となっている。

 イーストヤード1Fの「ソラマチ商店街」には、全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなど35店舗が並ぶ。サマンサタバサが提案するギフトをテーマとした新業態の「サマンサタバサアニバーサリー」や、ご当地ピンズを中心としたお土産専門店の「ご当地ピンズプラス」、国内唯一グッドイヤー製法で“墨田”にて一貫生産を行う靴専門店の「スコッチグレイン」など、多彩な店舗が揃う。また、ソラマチ商店街の入口には、世界が認めるシェフ山下春幸氏直営の“究極の日常料理”がテーマの新感覚・シェフズファミリーレストラン「TOPトップTABLESテーブル」が出店する。

 また、とうきょうスカイツリー駅の目の前となる「St.ストリート」には、ムーミンハウスをテーマにしたカフェ「ムーミンハウスカフェ」や東京スカイツリータウン誕生に合わせて新作のスイーツを展開する「東京ばな奈ツリー」が新業態の店舗を出店する。

 イーストヤード2Fは、女性の様々なシーンをサポートする等身大のファッションゾーン。女の子の“きれい”、“かわいい”、“おいしい”をテーマに、ファッション、雑貨、スイーツ店舗などが集まる。人気セレクトショップのアダムエロペから新しく誕生した「アダムエロペルマガザン」や、ビームスが提案するフローズンヨーグルトや雑貨を取り扱う「レムソンズ」、ユナイテッドアローズのカフェ併設店舗「ビューティ&ユースユナイテッドアローズ」、タルトの有名な「キルフェボン」が展開する新業態のスイーツ店など、さまざまな新業態の店舗が出店する。

 イーストヤード・タワーヤード3Fは、沿線の女性やファミリーの日々の生活にちょっとした雰囲気やこだわりを加え、リラックスした生活を提案する店舗が出店する。東京初出店となるアパレルから生活雑貨まで幅広く展開する「URBAN RESEARCH Store」や、北欧デザインのライフスタイル雑貨を提案する「エブリデイバイコレックス」、心地よく暮らすためのヒントを提案し続ける「アフタヌーンティー・リビング」など、雑貨やホビー、ファッション店舗が集まる。

 ウエストヤード・タワーヤード2Fの「フードマルシェ」では、地域の台所として、毎日の生鮮食品・和洋惣菜の店舗を展開する。日本料理の伝統と現代を融合させた新感覚の和惣菜を提供する新業態店舗「宇豆基野」や、健康と安全にこだわった洋惣菜を提供する「RF1」、錦糸町名物のマグロ・タコブツを提供するSC初出店の「錦糸町魚寅」などが、賑わいのある食品売場を演出する。ウエストヤード3Fには、「フードマルシェ」の大きな吹き抜けを取り囲むように客席を配置した「フードコートソラマチタベテラス」があり、フードマルシェを望み、賑わいを感じながら、和食・洋食・中華からデザートまでバラエティ豊かな食事を楽しむことができる。

 イーストヤード6F・7Fは東京ソラマチのメインダイニング「ソラマチダイニング」。6Fには、誰もが安心して利用できる定番メニューから、日本の地方発の名物料理を代表するような専門店が集積する。都内初出店となる北海道を代表する回転寿しの名店「回転寿しトリトン」や、讃岐うどんの名店「うどん本陣山田家」のほか、多くのファンに惜しまれながら本店を閉店したつけ麺の名店「六厘舎TOKYO」が出店する。7Fには、客席に立ち食い処を併設した新業態の江戸前寿司「江戸東京寿し常」や人形町の名店玉ひでの姉妹店「たまひでいちの」がSCに初出店する。また、世界中から集めた日本初登場の樽生ビールを提供する新業態店舗「世界のビール博物館」が出店する。

 さらに、約150mの高さに位置する「ソラマチダイニングスカイツリービュー」は、東京スカイツリーを間近に望みながら家族・カップルの記念日などで利用できる、上質感・本物感を持つ店舗が揃う。


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