DeNA、アドウェイズと戦略的提携 「Mobage」広告枠を独占販売など

2012年3月26日 15:40

 ディー・エヌ・エー(DeNA)は26日、アドウェイズと、「Mobage(モバゲー)」のフィーチャーフォン版及びスマートフォン版のアフィリエイト広告枠の販売、並びにスマートフォン版ソーシャルゲーム事業領域における戦略的提携に関する契約を、中長期的に締結することに合意したと発表した。

 今回の戦略的提携により、会員数3,500万人を超える国内最大級のソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」のフィーチャーフォン版・スマートフォン版のアフィリエイト広告枠である「スポンサーサイト」を、アドウェイズが独占販売する。

 また、今後、アドウェイズとアドウェイズ子会社を含めたアドウェイズグループが新たに開発するiPhone・Android等のスマートフォン版ソーシャルゲームを、国内外のスマートフォン版「Mobage」に優先的に複数のタイトルを提供する。

 広告市場において、これまでアドウェイズでは、日本最大級のフィーチャーフォン版アフィリエイト広告サービス「Smart-C」及び、スマートフォンアプリ向け広告サービス「AppDriver」を運営してきた。今後は、「Smart-C」及び「AppDriver」を「スポンサーサイト」のアフィリエイトプログラムとして導入する。これにより、「Mobage」のフィーチャーフォン版・スマートフォン版のアフィリエイト広告枠を独占的に販売することで、広告主に独自の広告メニューを提供するとともに、フィーチャーフォン・スマートフォンにおける広告市場をリードしていく。

 また、ソーシャルゲームにおいては、アドウェイズはスマートフォン版ソーシャルゲーム「カイブツクロニクル」、「小悪魔キャバ嬢らいふ」、「煙に巻いたらさようなら。」などのサービスを提供している。中でも、iPhoneのApp Storeで提供している「カイブツクロニクル」がApp Storeでのセールスランキング1位に入るなど、人気ゲームを複数開発してきた。今後は、アドウェイズグループが新たに開発するスマートフォン版ソーシャルゲームを「Mobage」に優先的に複数提供することで、DeNAはゲームラインナップを充実させていく。

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