【銘柄診断】ソーバルは4月11日に好決算発表、見直し買い増幅の契機になる

2012年3月24日 18:41

  ソーバル <2186> (JQS)が上昇力を強め、新展開入りに王手をかけてきた。特定派遣と業務請負の双方をこなす強みを生かし、人員の待機時間の発生を最小限化。クラウドやスマホ関連技術のノウハウを蓄え、需要先のニーズを引き出している。

  そのため、前2012年2月期の第3四半期累計の営業利益は2億9000万円(前年同期1億5700万円)ときわめて好調な決算となった。既に前2月期通期の営業利益予想2億7000万円(前々期2億2700万円)を上回っており、最終的には上振れ着地の可能性が強い。

  主要顧客であるキヤノン <7751> の今2012年12月期業績は増益確保が見込まれ、ソニー <6758> も来2013年3月期はV時型の業績回復が見込まれており、技術者派遣のエンジニアリング部門の環境は明らかに好転方向にあり、今2013年2月期も成長持続が有力。

  4月11日に前2月期実績、及び今2月期の見通しが発表されるだけに、好業績買いの動きがさらにスケールアップの可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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