【銘柄診断】セブン&アイは2月月次のコンビニ売上高続伸に反応し5連騰
2012年3月22日 18:02
セブン&アイ・ホールディングス <3382> は22日、7円高の2372円まで上げて、ややプラス幅を拡大して小幅ながら5営業日続伸、今年3月19日につけた昨年来高値2377円を窺った。前日21日大引け後に日本フランチャイズチェーン協会が、今年2月度の業界売上高を発表、既存店・全店とも5カ月連続のプラスとなったことを買い直し、業界トップの同社株にとって好材料になるとして内需割安株買いが増勢となった。
昼休み中のテレビニュースで同社の新入社員の入社式が報道されたことも、フォローしている。
コンビニ業界の2月度月次売上高は、既存店が前年同月比4.8%増となり、全店ベースでは9.6%となった。全国的に低温の日が続き、来店客数が全店で6.6%増と16カ月連続のプラス、平均客単価も同3.0%増と5カ月プラスとなり、ホット飲料、中華まん、おでんなどのカウンター商品が好調に推移したことが要因となった。
セブン&アイの株価は、昨年10月の2012年2月期業績の再々上方修正などで2300円台まで上ぶれ、今年1月の期末配当の増配に業績上ぶれ観測報道が加わり高値を更新した。PER16倍台の割安修正で高値抜けから一段高が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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