【銘柄診断】アサヒペンは復興需要本格化で塗料が伸びる、来期も業績好調
2012年3月22日 06:29
アサヒペン <4623> (大2)が着実な上昇波動を描いている。復興関連株人気に乗り示現した昨年3月28日の高値156円をクリアーし、その後も強い動きをキープしている。
テレビコマーシャル放映や店頭での販促活動を行うとともに、新規顧客の獲得等積極的な営業活動により、節電・暑さ対策商品である遮熱関連の塗料が好評。東日本大震災の影響もあり節電・暑さ寒さ対策商品及び補修・防災関連商品の売上が順調に伸びている。
そのため、今2012年3月期の第3四半期累計決算は営業利益が8億7000万円(前年同期6億5600万円)ときわめて好調な決算となった。
それにも関わらず今3月期通期の営業利益7億1000万円(前期比18%増)は据え置きとなった。第4四半期は1億6000万円の赤字ということになる。
季節的に第4四半期が必ずしも赤字ということもなく、今期の増額、塗料の復興需要が本格化する来期の続伸を織り込む相場に発展しつつあると見ていい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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