ソニー、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α57」を発売

2012年3月21日 16:22

 ソニーは21日、独自の“Translucent Mirror Technology”を搭載し、撮影中も高速・高精度な位相差検出方式オートフォーカス(AF)が常に働くレンズ交換式デジタル一眼カメラ「α57」を発売すると発表した。ビューファインダーには視野率100%の高画質電子ビューファインダー“Tru-Finder”を採用し、各種設定の事前確認や高精度なピント合わせが可能。発売日は4月13日。価格はオープンだが、市場推定価格は8万円前後。

 「α57」では、“Exmor”APS HD CMOSセンサーと画像処理エンジン「BIONZ」の採用により、高精細・低ノイズの撮影を実現している。 “Translucent Mirror Technology”搭載により、「フルタイムコンティニュアスAF」を実現。AFが常に追従しながら画面中央部を1.4倍相当にクローズアップした秒間最高約12コマの迫力ある撮影を行うテレコン高速連写と従来のAFが作動しながら秒間最高約10コマの高速連写を実現した。また、AVCHDVer2.0準拠のフルハイビジョン動画撮影でも高速AFを効かせた撮影が可能。

 さらに、人物撮影時に独自の「顔検出機能」と「構図判定技術」を用いて、初めての人も簡単にバランスのとれた人物画(ポートレート)の構図になるよう自動で印象的に仕上げる世界初「オートポートレートフレーミング」機能や解像感を保ったままズームが可能な“全画素超解像”ズームなど先進の撮影機能が搭載されており、映像表現の幅を広げることができる。

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