【銘柄診断】コメ兵は高額品が持ち直しの傾向を強め大幅増益、新分野にも展開

2012年3月20日 13:53

  コメ兵 <2780> (東2)は1月30日に高値573円まで水準を切り上げ、現在はその調整局面。同社は宝石・貴金属、時計、バッグなどの中古品や新品を取り扱うリサイクル店「コメ兵(ひょう)」を全国的に展開している。

  消費者の低価格志向が高まり、循環型社会への移行が進んでいるため生活用品・低額品の需要が堅調に推移。さらに、個人消費の回復に伴い、高額品や嗜好品も徐々に持ち直しの動きを強め、インターネットによる中古品売買の普及・拡大も進んでいる。

  今2012年3月期の第3四半期累計の決算では営業利益は11億500万円と前年同期比53%増を確保した。今3月期通期についても、営業利益12億2000万円と前期比28%増益が見込まれている。また乗用車用タイヤ、アルミホイールを販売しているクラフトを買収、新分野へ展開しており新たな収益源になるか注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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