【銘柄診断】エス・バイ・エルはヤマダ電機との提携に期待、今期業績が焦点に

2012年3月17日 15:29

  エス・バイ・エル <1919> は3月12日に226円まで買い進まれ、昨年12月1日の217円高値を更新、その後も強調を持続している。

  3月に入り、親会社ヤマダ電機 <9831> が住宅向け太陽光発電装置の低価格プライベートブランドを発売すると伝えられ、その連携効果に再び期待が高まってきたもの。

  決算期変更で11ヶ月の変則決算となる前2012年2月期は営業利益6億円(前3月期11億2300万円)にとどまったが、ヤマダ電機の傘下入りに伴う効果が本格的に現れてくるのは今2013年2月期。果たして会社側がどのような見通しを打ち出してくるか、その変化率に対する期待感が株価を支えている。

  低位株ゆえの値ごろ的な手掛けやすさから信用買い残がいつも高水準にあるが、ここへきては利食い売りが増え買い残が減少に転じてきた。

  一方売り残は大幅に増加、直近3月9日申し込み現在では売り654万株、買い1857万株と厚みを増してきた。まだ上値を追う余力が感じられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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