「インターネットの敵」2012年版が発表される
2012年3月16日 07:00
headless 曰く、 国境なき記者団は3月12日、「インターネットの敵」2012年版を発表した。前回は監視対象だったバーレーンとベラルーシが新たにインターネットの敵に加えられている(インターネットの敵、報告書、CBS Newsの記事)。
「インターネットの敵」に挙げられたのはバーレーンとベラルーシのほか、ミャンマー、中国、キューバ、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナムの計12カ国。監視対象国はオーストラリア、エジプト、エリトリア、フランス、インド、カザフスタン、マレーシア、ロシア、韓国、スリランカ、タイ、チュニジア、トルコ、アラブ首長国連邦の計14カ国となっている。
監視対象リストからはリビアとベネズエラが外される一方、インドとカザフスタンが追加された。また、前回から引き続きリスト入りしているミャンマーは状況に改善がみられるとされており、フィルタリングの強化やネチズンの逮捕などが報告されるタイと入れ替わる可能性があるとのこと。このほか、リストには入っていないものの、アゼルバイジャンやモロッコ、タジキスタン、パキスタンなども監視が必要としている。
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