コメント欄、本来あるべき姿から乖離していってる？
2012年3月14日 08:00
danceman 曰く、 Gawkerメディアの創設者、Nick Denton氏が、ブログなどのコメント欄は、資源と時間の無駄であるとぶった切っていたとのこと（本家/.）。GawkerメディアはゴシップブログのGawker、セレブやファッションなどのネタを取り上げた女性向けブログのJezebel、ガジェット情報系ブログのGizmodoやLifehackerなどを抱えている。
コメント欄は「グローバル・コミュニケーションが意見交換や議論に発展する」と期待されていたが、インターネット誕生から15年経った今に至るまで「そんなことは起きなかった」とし、Denton氏はコメント欄が「読者の知性を表現するというアイディア自体、一笑に付す」と述べている。
氏によれば、Gawkerメディアのブログサイトのコメント欄には、「批判的であったとしても関心を持ってしまうような興味深いコメントが2個あるとしたら、トピックから外れていたり、ただ有害なだけのものが8個ある」とのことで、サイトの人気が高まるにつれて質の悪いコメントは避けられず、荒れゆくコメント欄の管理はますます大変になっているという。
スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | インターネット
関連ストーリー：
アメーバピグ、15歳以下の利用者への機能制限を発表、それに対し9000件以上のコメントが寄せられる 2012年03月13日
ブログに「コメント」は必要か？ 2012年01月08日
はてなの新サービス「はてなブログ」はコミュニケーション機能を排除？ 2011年11月21日