【銘柄診断】コーナン商事は3Q好決算を見直し業績上ぶれ着地期待を高める
2012年3月13日 18:37
コーナン商事 <7516> は、3月11日で東日本大震災発生から1年が経過、復興の本格化から、同社が今年1月12日に発表した2012年2月期第3四半期(3Q)の好決算を見直し、、月次売上高の順調な推移から業績上ぶれ着地期待を高めている。13日の株価は3円安の1217円と反落した。
同社の3Q業績は、前年同期比2%増収、23%経常増益、36%純益増益と続伸し、昨年10月に再上方修正された2月通期業績対比の利益進捗率は、74%と目安の75%をほぼクリアした。ホームセンターを7店舗、プロを3店舗、ホームストックを5店舗をそれぞれ新規出店した新店効果に、木材・建材、資材・エクステリアなどの復旧・復興関連商品の高い伸びが加わり、売り上げ拡大で売上総利益率がアップしたことなどが好決算要因となった。
2月通期業績は10月の再上方修正通りに純利益を100億円(前期比50%増)と連続の過去最高更新を予想しているが、4月の決算発表に向けて動向が注目されることになる。
株価は、昨年7月の1回目の業績上方修正に猛暑・節電関連人気もオンして昨年来高値1623円まで買い進まれ、1154円安値、1156円安値でダブルボトムを形成し底上げをしてきた。PER4倍台、PBR0.5倍の超割安修正で一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【銘柄診断】成学社は大阪の教育力向上方針を背景に生徒数拡大の恩恵を受ける(2012/03/13)
・【話題株】旭化成は米医療機器会社TOBも財務負担を懸念し急反落(2012/03/13)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)