【銘柄診断】大京は上がってなお割安、逆日歩発生で買い戻しが上げのバネに

2012年3月13日 10:58

  大京 <8840> が高値を更新して順調な上値追い相場を演じている。マンション販売の好調を受け、今2012年3月期の営業利益は中間決算発表時に135億円から214億円(前期135億9700万円)へ大幅に増額され、以後株価を支える要因となってきた。さらにここへきては需給の好転が株価の上昇ピッチを速めている。

  信用売り残は昨年末12月30日申し込み現在の291万株が直近3月2日申し込み現在では825万株へ大きく膨らんできている。一方信用買い残は同じ期間862万株が842万株と小幅減少している。買い方は利食いを優先しながら対処していることがうかがえ、荷もたれ感がない。

  ここへ来ては日証金で逆日歩が発生する状況となり、それが上げ足を加速している面もありそう。PER5倍など投資指標は割高でもなく、来2013年3月期の業績しだいではまだ上値余地を残しているニュアンスだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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