【銘柄診断】ウエストホールディングスは太陽光発電の一括提供の強みを見直す

2012年3月13日 09:32

  ウエストホールディングス <1407> (JQS)がエネルギッシュな上値追いを見せ、昨年7月21日の高値1130円が射程内に入ってきた。

  昨年7月当時は太陽再生可能エネルギー関連株として人気が集まったものだが、今2012年8月期の第1四半期決算では営業利益が1億1200万円と前年同期比62%減にダウン、期待が収益に反映されないことで処分売りがかさみ、1月17日に577円のダメ押しを余儀なくされ、これで悪材料を完全に織り込んだ。

  その後、政府の原発政策が依然不透明で、各地方自治体の消極的な姿勢に照らすと、再生可能エネルギーが再び脚光を浴びる可能性が強くなり、改めてスポットが当たってきた。

  経営資源を成長分野である太陽光発電システム市場へ集中、商品企画・開発から販売・営業、設計・施工、アフターメンテナンスに至るまで「ALL-IN-ONE」のサービスを提供する同社の成長性は大きな魅力である。7月から再生可能エネルギーの全量買取が始まるなど、タイムスケジュールも株価を支援している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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