【銘柄診断】カプコンは来3月期の業績急回復の水準が重要なポイントに
2012年3月12日 15:04
カプコン <9697> は1月19日の1521円をボトムに戻り相場入りのニュアンスを強めてきている。今2012年3月の第3四半期決算が営業利益67億4400万円と前年同期比47%の減益になるなど業績が低迷し、株価の底入れもずいぶん遅いものとなった。
今3月期通期でも営業利益121億円と前期比15%減益にとどまる。前3月期は大型タイトルが収益を牽引した反動が響く。ただ、来2013年3月期は「バイオハザード」「モンスターハンター」など人気シリーズの最新作を複数投入、スマートフォン向けの好調、海外向けのゲーム配信強化などから、大幅な増収増益が見込まれる。
昨年8月に2311円の高値を示現したが、この時はスマートフォン向けの成長を期待して人気化したもの。その意味では来3月期増益についても一種織り込んだ感もあり、その増益水準がどの程度にアップするかがポイントになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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