コークとペプシ、発がんリスク表示を回避するために米国でレシピ変更
2012年3月11日 13:15
カリフォルニア州では、カラメル色素に含まれる4-メチルイミダゾールが発がん性物質のリストに追加されたため、食品に添加する場合は発がんリスクの警告表示が必要となった。これに伴い、コカ・コーラおよびペプシコーラでは、警告表示を回避するためにレシピが変更されたとのこと(The Guardianの記事、International Business Timesの記事、本家/.)。
コカ・コーラでは、カラメル色素の製造過程で副産物として生成される4-メチルイミダゾールの量を減らすため、カラメル色素の製造会社に製法の変更を指示したとのこと。すでにカリフォルニア州ではレシピの変更されたコカ・コーラおよびペプシコーラが販売されており、順次全米に広げられるという。米国飲料協会では、4-メチルイミダゾールに発がん性があるとする研究結果に反論する声明を発表しつつ、加盟各社はカリフォルニア州の基準を満たすようにレシピを調整するともしている。なお、米国外での製品に適用されるかどうかは不明だ。 スラッシュドットのコメントを読む | ビジネス | アメリカ合衆国
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