【銘柄診断】日本橋梁は相場のワンサイクルを完結、次は業績が相場の焦点に
2012年3月10日 19:48
日本橋梁 <5912> は上げ、下げのワンサイクルが終了し、相場的には仕切り直しの様相が強まっている。昨年12月27日の222円を底値に1月20日の1150円まで駆け上がり、人気の中低位仕手株の中でも上げ率ではトップクラスの華々しい相場を演じた。
ただ、行き過ぎた株価はその反動相場にも勢いがあり、3月5日には357円の安値にまで売られた。これも高値から見ればあっという間の急落であった。
振り返ってみれば、相場のスタート時の材料は首都高速道路会社が大規模改修に乗り出す方針を固めたと報じられたことが手掛かり材料。そして3月5日からの戻り相場の材料も、首都高速道路会社が3月5日、老朽化が進んでいる首都高の大規模な更新に関する調査研究委員会の初会合を開いたと報じられたことが手がかり材料に。
基本的に道路の補修工事需要はロングランで具体化の方向にあると思われる。それがまだ業績に反映していないのがネックで、業績反映の時期を計りながら出直りを模索する展開に入りそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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