【銘柄診断】あみやき亭は下方修正の織り込みは一巡も来期の回復度合いが焦点

2012年3月8日 22:27

  あみやき亭 <2753> は昨年12月26日の17万8000円をボトムに出直り機運を強めている。

  ユッケ食中毒事件や原発事故の影響、あるいは消費者の節約志向の高まりなどにより、今2012年3月期の第3四半期累計の営業利益は9億9200万円と前年同期比42%の大幅減益に見舞われた。

  今3月期の通期でも営業利益12億900万円と前期比44%の大幅減益が想定されている。牛肉の集団食中毒、放射能問題、ユッケの製品の規制などから、同業他社には赤字転落となる企業もあるだけに、業界全体が厳しい状況に置かれている。また、少子高齢化の流れのなかで今後成長性を保持できるかどうか難しい問題でもある。

  今3月期業績の減額などについては株価には織り込まれている。比較水準が下がることで来2013年3月期は回復が見込まれるが、その度合いがポイントになるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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