三菱ふそう、iPadを営業スタッフに導入 国内商用車業界で初

2012年3月8日 17:17

 三菱ふそうトラック・バスは8日、国内商用車業界で初めて、営業スタッフを対象に営業ツールとしてアップル社製のiPadを導入することを決定したと発表した。2012年第2四半期までに一部営業スタッフに対してパイロット導入を行い、その後順次展開を拡大する予定。

 今回のiPad導入は、多様化する顧客ニーズに対してスピーディに対応するとともに、営業スタッフの持つ情報の質の向上、および提案力の向上を目的としたもの。

 第一段階では、製品カタログ、各種マニュアル類、各種書類の電子化を行う。これにより、商品プロモーションビデオの映像やグラフ等を活用した商談活動を展開するとともに、営業スタッフが、最新データを常に確認することが出来、タイムリーな情報提供を可能とする。また、ペーパーレス化によりマニュアル類の軽量化の効果が見込まれる。

 今後は、タブレット端末を活用したコミュニケーションの可能性を拡げるため、専用システムの構築を行っていくという。

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