【銘柄診断】スタートトゥデイは２月月次取扱高続伸も材料出尽くし感を強め急続落

2012年3月7日 13:11

　　スタートトゥデイ <3092> は７日、１００円安の１３５４円まで下げて３日続落している。前日６日大引け後に発表した今年２月の月次商品取扱高が、連続して大幅プラスとなったが、材料出尽くし感を強め利益確定売りが増勢となっており、今年２月２９日の東証１部指定替え後の安値を更新している。

　　２月月次商品取扱高は、前年同月比３３％増の６１億２１００万円と今３月期に入って１１カ月連続の２ケタプラスとなり、１１カ月累計でも前年同月比４２％増の７５５億２５００万円と続伸した。

　　２月は、会員数が、前年同月より１４万５０５１人増の４５６万２３９７人、うち過去に１回以上購入したアクティブ会員数が、６万４２０９人増の１８９万９２２９人に拡大したことなどが寄与した。

　　株価は、東証第１部指定替えに際して実施した海外株式売出し（売出価格１４９３円）を嫌って指定替え後安値１４５１円まで下げ、下値を固めていた。下値でやや積み上がった信用買い残を整理する調整が続こう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）