アフラックで顧客情報2555人分が流出、社員がメールを誤送信

2012年3月6日 18:47

 アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)は6日、同社社員が顧客情報の記録された電子ファイルを誤ったメールアドレスに送信していたことが判明し、顧客情報2555人分が流出したと発表した。誤送信した当該電子ファイルにはパスワード設定がされており、現在のところ顧客情報の不正使用等の事実は確認されていないという。

 流出したのは顧客情報2555人分で、氏名・生年月日・年齢・性別・郵便番号・住所・電話番号のほか、証券番号・保険種類・口数・契約種類・契約日・集団名・集団コード・払込方法・保険料・特約情報が含まれている。なお、センシティブ情報・口座情報・クレジットカード番号は含まれていないという。

 誤送信が発生したのは今年2月27日。同社仙台総合支社の社員が、管轄する販売代理店に対し、同代理店が担当する顧客情報の一部が記録された電子ファイルをメール送信した際、誤ったメールアドレスに送信していたことが判明した。その後、直ちに誤送信先に連絡を取るべく対応しているが、現時点においては連絡が取れていないという。同社は、「今後も引き続き、誤送信先への連絡に努めていく」としている。

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