【銘柄診断】ゲオホールディングス、1月の売上げが5ヶ月ぶりにプラスに転換

2012年3月5日 09:49

  ゲオホールディングス <2681> は昨年10月13日の安値7万2200円から出直りに転じ、2月24日には9万4400円まで買い進まれた。

  今2012年3月期の第3四半期累計決算では営業利益が139億300万円と前年同期比56%増の素晴らしい決算となった。原価率の低いレンタルの直営既存店売上高が伸長していることが収益好調の背景。通期についても営業利益170億円と前期比20%増益が見込まれている。

  既存店の月次売上げ動向を見ると、中間期の前年同期比横ばいから、10月3,9%減、11月、12月が1,6%減、1,4%減と低調推移だったが、1月は4.7%増へ、昨年8月以来のプラス転換となった。1月はマリオカート7などタイトルが揃った任天堂 <7974> (大1)の3DSが好調だったことが貢献した。

  株価は大きくは成長性の取り込みを終えており、さらなる収益アップの態勢が整うかどうかが戻りの天井を規定することになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】大盛工業は特別損失が発生の懸念も、投資指標は割高水準を示唆(2012/03/05)
半導体・液晶・太陽電池の製造装置関連銘柄特集(1)(2012/02/24)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)

関連記事

最新記事