星出彰彦宇宙飛行士ら、公開訓練を実施

2012年3月1日 11:00

 ロシア連邦宇宙局は2月28日、国際宇宙ステーション(ISS)の第32次長期滞在クルーの公開訓練及び記者会見を、ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)で開催した。

 訓練には第32次長期滞在クルーのサニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士、ユーリ・マレンチェンコ宇宙飛行士、星出彰彦宇宙飛行士らが参加し、ソユーズ有人宇宙船のシミュレーターを用いた訓練などが実施された。

 記者会見の中で、星出彰彦宇宙飛行士は今回の長期滞在について「2008年にスペースシャトル・ディスカバリー号でISSに訪れ、きぼうの組み立てを行いました。またそこに戻れることを楽しみにしています」と語った。

 第32次長期滞在クルーを乗せたソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-05M)の打ち上げは7月15日を予定されており、3人はISSで約6ヶ月間長期滞在する予定。日本人宇宙飛行士のISS長期滞在は、2009年2月の若田光一宇宙飛行士、2009年12月の野口聡一宇宙飛行士、2011年6月の古川聡宇宙飛行士に続き、4人目。

 ■В ЦПК прошел «день прессы» для представителей японских средств массовой информации
http://www.roscosmos.ru/main.php?id=2&nid=18738

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