AIJ投資顧問の年金資金消失に関しアドバンテストは「約8%」
2012年2月25日 19:53
アドバンテスト <6857> は24日、受託した企業年金資金の大半が消失とされているAIJ投資顧問(東京都中央区、浅川和彦社長)の件について、同社の企業年金基金のうち、同投資顧問に振り向けている資金は基金全体の約8%と発表した。
同社Webによる発表文は、以下の通りで、「本日(2月24日)、AIJ投資顧問に関する報道について事実確認を急いでおりますが、現時点では確認ができておりません。従って損益等への影響も明確にはできませんが、アドバンテスト企業年金基金のAIJ投資顧問への投資残高は約17億円であり、当基金資産総額に占める割合は約8%であります。事実確認ができた時点で詳細を速やかにお知らせいたします」とした。
アドバンテストの24日の株価は、AIJ投資顧問の報道を受けて朝方1072円(37円安)まで下げたものの、午後は1129円(20円高)と堅調相場に転換し、終値も1118円(9円高)。前日比では続伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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