【銘柄診断】アサヒペンは節電関連商品などが好調、業績増額を取り込む相場へ
2012年2月24日 15:36
アサヒペン <4623> (大2)は上昇力が強く、昨年3月28日の高値156円をクリアーしてきた。昨年の相場は短期で終了、3月以後は調整色を強める展開となったが、今回は高値更新後も高値圏で利食い売りを着実に吸収する足取りを見せ、再上昇への期待感を抱きながらの足取りとなっている。
今2012年3月期の第3四半期累計決算は営業利益が8億7000万円(前年同期6億5600万円)ときわめて好調な決算となった。工業用塗料こそ低調だったが、節電・暑さ対策商品である遮熱関連の塗料は好評を博し、DIY部門も補修・防災関連商品の売上が順調に推移したことなどが要因。
今3月期通期の見通しは7億1000万円(前期5億9900万円)と第3四半期累計の8億7000万円を大きく下回る見通しとなっている。今期の上振れ着地を想定する向きが多いことが高値圏での強調につながっている。増額修正を待って上昇第2ラウンド入りのパターンが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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