【銘柄診断】グローブライドは増額期待を抱えながら値固めを進める相場展開へ
2012年2月22日 19:42
グローブライド <7990> は中低位株人気の波に乗り浮上、2月1日には120円と昨年来高値を示現した。2009年の社名変更前のダイワ精工時は、それなりに仕手株ファンの人気を集めていた銘柄で、そうしたイメージもオーバーラップしているようだ。
タイミングよく業績増額が発表され、盛り上がった人気が短期で収束することなく、高値圏で底堅い動きの持続につながっている。
今2012年3月期第3四半期累計決算は営業利益26億7300万円と前年同期比5%増を確保した。釣具の回復が想定を上回っているほか、注力しているゴルフブランド「オノフ」の好調などが要因。そのために今3月期の営業利益について従来の22億円を24億円(前期22億4300万円)に増額修正した。
増額修正した数字が第3四半期の実績を下回っているのはやや慎重に過ぎる見通しと言える。時価近辺で値固めしながら業績ウォッチの展開が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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