【引け後のリリース】東武鉄道が利益予想を増額しスカイツリー開業に向け期待

2012年2月22日 19:27

■純利益は一転増益を見込む

  東武鉄道 <9001> は22日の大引け後、3月通期の業績予想の上方修正を発表。連結営業利益は前回予想の270億円から290億円(前期比では5.8%減)に増額した。売上高に相当する連結営業収益は据え置いた。

  発表では、電力供給制限に伴う営業活動の制約が緩和され、厳しい状況から緩やかな回復傾向にあるとし、費用削減などにより利益予想が前回予想を上回る見通しになった。純利益の予想も、繰延税金負債の一部取り崩しなどにより、120億円から140億円(同6.8%増)に見直し、一転、増益の見込みとした。1株利益は13円10銭。

  株価は昨年8月の305円から安定的にジリ高基調を続け、1月初に402円まで上げた。本日の終値は398円(4円高)。東京スカイツリーの運営企業をグループにもつため、5月の東京スカイツリー開業に向けて相場が盛り上がる場面が何度か到来しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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