【銘柄診断】日特建設は復興需要に期待、信用買い残は大きく減少し改善が顕著
2012年2月22日 17:15
日特建設 <1929> は調整局面が長引いている。昨年4月4日に237円の高値を示現した後は、ほとんど見せ場の無い展開。ただ、復興関連株としての先高期待を背景に株価が調整する過程で押し目買いを呼び込み、信用買い残は株価調整下の7月29日申し込み現在の2900万株台でピークを打った。
そのため以後は戻り待ちの売り物に頭を抑えられる展開が続いていたが、信用買い残は直近2月10日申し込み現在では1774万株まで減少、整理が進展している。需給面からは出直り相場を鮮明にしてもおかしくないのだが、足踏みしている業績が足かせとなっている。
被災地では建設投資が増加しているがそれ以外の地域では環境厳しく、今2012年3月期は営業利益15億9000万円(前期18億300万円)と停滞が予想されている。ただ、1円ではあるが今3月期も配当を継続の意向にあり、会社側は先行きについてそれなりに自信を持っていることがうかがえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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