LGエレクトロニクス、自動運転のお掃除ロボット「HOM-BOT2.0」を3月発売

2012年2月21日 12:27

 LGエレクトロニクス・ジャパンは21日、図書館並みの静かな掃除音を実現したというお掃除ロボット「HOM-BOT2.0」を3月上旬より順次発売すると発表した。価格はオープン。

 同製品は、本体の上部と下部に搭載したカメラセンサーで部屋全体のイメージを解析し、効率よく掃除するロボット。

 上部のセンサーは最大で毎秒30回、下部のセンサーは最大毎秒2,000回という高速撮影で現在位置と移動距離を計測し、細かいハウスダストやダニの死がい、髪の毛まで検出できるという。

 また、障害物感知センサーと加速度センサーを搭載しており、壁・ベッドなどを感知するとゆっくり近づきながら掃除し、衝突を防ぐ。床に敷かれたラグやカーペットがある場合も、厚さ1cm以下なら乗り越えて掃除ができる。

 掃除音は「図書館並みに静かであること」を目指し、低振動ファンの採用などで約48dBの低騒音設計とした。また、ダストボックスには、綿ボコリや髪の毛などの見えるゴミを除去するスポンジフィルターと、換気の微細麈をキャッチするHEPAフィルターを備え、排気クオリティへのこだわりは徹底したという。

 本体サイズは、直径360mm×高さ90mmで、重量は3.2キロ。15畳(約25m2)の部屋であれば約18分で掃除できる。

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