ホンダ、「スーパーカブ110」をフルモデルチェンジ 価格も低く設定
2012年2月20日 17:03
ホンダは20日、ビジネスや通勤、レジャーなど幅広い用途で多くの顧客から支持を得ている「スーパーカブ110」をフルモデルチェンジし、さらに、メーカー希望小売価格を従来モデルに比べて低く設定して、3月16日に発売すると発表した。価格は22万8,900円(税込)。
今回のスーパーカブ110は、“ニューベーシックカブ”を開発コンセプトに、今まで以上に世界の顧客に愛用してもらえるよう、実用性や経済性、快適性、デザインに加え、購入しやすい価格を目指したモデル。
エンジンは、低フリクション技術を多岐にわたって採用した高効率の空冷・4ストローク・単気筒110ccを搭載。低・中回転域を重視したトルク特性と減速比の最適化によって、荷物積載時や登坂時においてさらに取り回しやすくしている。
車体は、剛性に優れたバックボーンタイプのパイプフレームを前モデルより踏襲しながらも、フレーム剛性の見直しや、ホイールベースを20mm延長したことなどにより、荷物積載時のより安定した走行に寄与している。
デザインは、スーパーカブの伝統的でオリジナリティーのあるスタイリングをベースに、シンプル、フレンドリー、質実を表現した“丸みのある四角”をテーマとして、さまざまなライフシーンにマッチするスタイリングとしている。
生産は、中国の新大洲本田摩托有限公司で行い、調達から生産まで効率化を図ることで、メーカー希望小売価格を従来モデルに比べ2万1,000円低く設定することができ、より購入しやすい価格とした。