【銘柄診断】コンドーテックは3Q好決算を見直し復興関連株人気で堅調

2012年2月19日 10:17

  コンドーテック <7438> (東1)は17日、変わらずの515円だった。今年2月14日につけた株式分割権利落ち後高値534円水準で堅調に推移した。今年2月3日に開示した今3月期第3四半期(3Q)の好決算を見直し、業績再上ぶれ期待を高め東日本大震災の復興関連株人気が続いている。

  同社の3Q業績は、前年同期比9%増収、79%経常増益、37%純益増益と伸び、昨年10月に上方修正した3月通期業績対比の利益進捗率も、90~86%と目安の75%を大きくオーバーした。

  建設資材商社として産業資材では仮設足場部材、鉄構資材では応急仮設住宅向けターンバックル・ブレース、電設資材では太陽光発電システム、エコキュートなどに大震災の復旧・復興需要が続いているのが要因で、3Qの高利益進捗率から3月通期業績の再上方修正期待も高めている。

  株価は、昨年12月末割り当ての株式分割(1対2)の権利を落とした469円安値から同高値まで底上げしているが、PERは13倍台と割り負けている。なお上値トライが続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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