【銘柄診断】蛇の目ミシンは新興国向けに家庭用ミシンが伸びる、今期は増額へ
2012年2月17日 13:05
蛇の目ミシン <6445> が浮上してきた。仕手系低位株として市場の視線を集め、にわかに商いが急増してきている。
見直しのきっかけになったのは今2012年3月期の業績の増額。経済成長の著しいインドを含むアジア地域、及び中東地域などで積極的に市場開拓へ注力、家庭用ミシンが大幅な伸びを見せ、卓上ロボット、エレクトロプレスなどの産業機器も好調に推移。
今3月期の営業利益は従来の15億5000万円から19億円(前期21億1500万円)に増額修正された。成熟した国内家庭用ミシンが株価の重石になっていたが、それをカバーして今後とも新興国での伸びが続くようだと、株価の居どころが変わっていくことも考えられる。
昨年は3月10日に年初来高値を示現したが、当時の3月11日申し込み現在の信用買い残1211万株は直近2月10日申し込み現在では622万株まで急減、戻りをさえぎる売り物はきわめて薄くなっている。戻り相場継続の可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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