クラシック音楽で治安を向上

2012年2月16日 12:29

cheez 曰く、 米国で、クラシック音楽を用いて地下鉄での犯罪を防止する試みが成功しているそうだ(StarTribune本家/.)。

 ミネソタ州ミネアポリス市のLake Street駅には頭上ランプ型のヒーターがあることもあって、若者や放浪者らがたむろする場所となっていたとのこと。市は電灯やセキュリティカメラの増設や警察によるパトロールといった治安向上策を実施したが、その一環として構内でのクラシック音楽の放送が含まれていたとのこと。1年前から同様の策を実施しているポートランドでも効果が認められているというこの策、ミネアポリスでも成果を上げつつある印象とのことだが、確固とした数値で表される程ではないという。

 クラシック音楽が犯罪を減少させるというよりは、この種の音楽を好まない若者たちが集わなくなるというのが実際のところのようだ。なお、若者を追い払うことを目的としたクラシック音楽の使用を大変に嫌がる愛好家たちも多くいるそうだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | 犯罪 | アメリカ合衆国

 関連ストーリー:
平成23年警察白書:ネット上の治安は順調に悪化。モラルもマナーも現実社会より悪い 2011年07月27日
若者を「モスキート音」で撃退する試み、足立区の公園で実施 2009年05月26日
秋葉原にも防犯カメラ設置へ 2006年11月19日

 

関連記事

最新記事