【銘柄診断】ユナイテッドアローズ増額修正を好感、売り残増加し好取組みへ

2012年2月16日 18:14

  ユナイテッドアローズ <7606> は2月10日に1730円の昨年来高値を示現するなど、ここへきて上げ足を強めてきた。

  業績は好調で今2012年3月期の第3四半期累計決算は営業利益102億6800万円(前年同期比30%増)と大幅増益を達成した。冬物衣料などの販売が好調で、小売店舗とネット通販を合わせた既存店売上高は前年同期比9%増えた。

  販売促進活動を強化した衣料品店「グリーンレーベル リラクシング」や、高級装飾品などを扱う「クロムハーツ」が大きく伸びた。そうした好調を踏まえ、今3月期について営業利益が84億9700万円から95億5000万円(前期73億8400万円)に増額修正された。

  株価は好業績をストレートに評価する動きとなっているが、株価上昇につれカラ売りが増加、取組みが1倍割れとなり、取組み妙味も加わってきた。今3月期の織り込みは終えたニュアンスで、注目点は来2013年3月期の動向になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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