【銘柄診断】コメリは好業績買い一巡し次の業績を計る、連日逆日歩が発生中
2012年2月16日 09:09
■業績はきわめて好調
コメリ <8218> は昨年10月3日の年初来高値2600円を高値に高値圏でのもみ合いに入っている。業績はきわめて好調だ。今2012年3月期の第3四半期累計の営業利益は194億円と前年同期比35%増を確保した。
東日本大震災の復興需要に関わる商品の供給に注力したほか、電力供給不足に伴う節電関連商品などの拡販に取り組んだことが寄与した。
今3月期通期でも営業利益は206億円と前期比30%増の見通し。これでいくと第4四半期の業績は大きく落ち込むことになるだけに、業績増額の可能性が強そうだ。
ただ、株価は既にそれなりの評価を集めている。投資家がこれからさらに買い上げていくことができるかどうかを考慮しているのが今のもみ合いの要因である。
今3月期の増額、来期の業績続伸の程度を計ることになりそうだ。ここへきて売り残が増加、連日逆日歩が発生しているのは目先妙味を添えるプラス要因ということだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【銘柄診断】栗本鐵工所は上昇トレンドを継続、売り込みが増加し仕手人気高揚も(2012/02/15)
・【銘柄診断】サクサホールディングスは再び需給妙味が発生、二段上げ相場突入(2012/02/15)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)