韓国化粧品、韓流ブームに乗って人気急上昇!

2012年2月15日 19:47

 韓流ブームに乗って、韓国化粧品が外国人観光客のあいだで人気を集めているという。韓国内の消費者の趣向が多様化したこともあり、化粧品市場が急成長し、年間販売額が10兆ウォンを超えたと伝えられた。

 13日、韓国統計庁が13日までに公表したデータによると、昨年の韓国での化粧品消費額は前年比9.6%増の10兆8200億ウォンに達した。これは2009年に11.3%の成長率を見せた後、2番目に高い数値だ。

 このように化粧品の販売額が急速に増加しているのは、韓流ブームの中、韓国の化粧品に興味を示す外国人観光客が着実に増えた上に、海外の高級化粧品の輸入も増加しているからだと分析されている。

 化粧品業界の関係者は「外国人の消費量を別々に集計していないが、韓国メーカーが免税店やソウル・明洞などにショップを構えて外国人観光客にPRしたことがこのような結果に繋がったようだ」とみている。

 韓国化粧品協会によると、韓国メーカーの化粧品輸出も増え、2006~2010年は年平均28.4%増加、中でも7億6100万ドルの輸出を記録した2010年は前年比で約80%伸びたとのこと。

 輸出先は日本と中国の2国が全体の半分以上を占める。特に日本では、昨年、韓国化粧品の輸入が前年の2倍に当たる1億ドルを超えた。

 韓国の化粧品生産規模は2006年以降10.9%成長し、2010年に年間6兆ウォンを超えた。一方、海外からの化粧品輸入も2010年に初めて10億ドルを超えた。(翻訳:宮本りさ)

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