日航、成田-サンディエゴ線・ヘルシンキ線を新規開設へ

2012年2月15日 19:21

 日本航空(JAL)は15日、2012年12月より成田―サンディエゴ線、2013年3月より成田―ヘルシンキ線を787-8機材で開設すると発表した。

 サンディエゴは、日本・アジアからの直行便未就航地点であり、サンディエゴ周辺地域を往来する顧客にとって、ロサンゼルスまたは米国内他空港での乗り継ぎと比較し、よりスムーズな旅の提供が可能となる。

 成田-サンディエゴ線は、アメリカン航空との共同事業の路線であり、アメリカン航空とのコードシェアも予定している。また、同じワンワールド・アライアンスのパートナーであるブリティッシュ・エアウェイズもロンドン-サンディエゴ線を運航している。ワンワールド・アライアンスのパートナーによる太平洋線・大西洋線の運航・サービスを提供することにより、サンディエゴ地域における顧客の利便性を高めていく。

 また、ヘルシンキは、日本-欧州、特に日本-北欧・中欧・東欧間を結ぶゲートウェイとして最適の位置にあり、JALと同じワンワールド・アライアンスのパートナーであるフィンエアの本拠地で、欧州内54地点のネットワークを活用することで時間をロスすることなくスムーズに目的地に到着することができる。

 ヘルシンキ空港は、コンパクトな空港であり、最短乗継時間は35分から40分と非常に短く設定されている。顧客にとっては、最良且つ最短の時間でストレスを感じることなく乗り継ぐことが可能となる。また、日本語に対応できるスタッフや、空港内の日本語表示も充実し、日本人の顧客にとってもストレスフリーな空港となっている。

 成田-ヘルシンキ線は、成田-欧州路線として20年ぶりの新規開設となる。この開設により、フィンランドのみならず、欧州各地に向かう、また欧州各地から日本へ向かう顧客の選択の幅が増え、利便性が飛躍的に向上する。今後さらにフィンエアとの提携を深化させ、ネットワークの拡大に努めていく。

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