【銘柄診断】栗本鐵工所は上昇トレンドを継続、売り込みが増加し仕手人気高揚も
2012年2月15日 18:25
■快調な上げに仕手筋介入の思惑を引き出す
栗本鐵工所 <5602> は着実な上昇トレンドを描いているが、特に昨年12月19日の149円から上げ足が速まって来た。これまでも折りに触れ仕手筋の観測が流れる仕手人気に定評のある銘柄で、今回も快調な上げに仕手筋介入の思惑を引き出している。
信用買い残も売り買いともに拡大、直近2月10日申し込み現在では売り232万株、買い404万株と拮抗し、需給妙味も加わる足取りとなっている。
今2012年3月期の第3四半期累計は機械部門で鍛圧機、混練機の売上げが増加し、建材部門において首都圏オフィスビル向けの空調製品の出荷が好調に推移、営業利益は29億6900万円と前年同期比18%増益を確保した。それにも関わらず今3月期の営業利益28億円(前期比19%減)の見通しは据え置かれた。
既に第3四半期までに通期の利益を超過しているだけに、今後の増額は必至と思われる。今の業績では株価は割高感があるが、増額でどれだけ割高感が解消されるかだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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