サムスン電子、ヨーロッパでAndroid4.0(ICS)搭載 7インチ「GALAXY Tab 2(7.0)」公開
2012年2月15日 15:15
韓国のサムスン電子は13日(現地時間)、チェコプラハで開催されたショーケースで最新Android OS「Android4.0 Ice Cream Sandwich(ICS )」を搭載した7インチのタブレット型端末「GALAXY Tab2(7.0)」を公開した。
同社のタブレット型端末としては初めてスマートフォンとタブレット型端末を同時にサポートする「Android4.0 Ice Cream Sandwich」を搭載。Androidアプリケーション市場でスマートフォンとタブレット型端末の区別なしに使えるアプリケーション40万個を利用できるようになるという。
高速パッケージ接続プラス(HSPA+)により最大21Mbps(メガビット毎秒)でのインターネット接続を実現する3Gモデルと、無線LAN接続のみをサポートするWi-Fiモデルの2種類が準備されており、英国ロンドンを皮切りに3月から順次欧州各国で販売される予定。韓国内での販売開始の可否と日程についてはまだ決定されていない。
スペックとしては、1GHzデュアルコアプロセッサ、300万画素カメラを搭載し、製品により8~32GBの内蔵メモリーも搭載する。画面の大きさは7インチ、解像度1024×600(WSVGA)で、重さは344g。
サムスン電子IM(IT・モバイル)担当シン・ジョンギュン社長は、「2年前の『GALAXY Tab』発売以後、サムスンは様々な大きさのタブレット型端末のラインナップを進めてきた。『GALAXY Tab2』は楽しいマルチメディア体験と効果的な通信を可能にする」と伝えた。(翻訳:中川)